テーマ:女トラ最終章

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆256 最終話

開演予定時間10分前の場内は既にスチームでも焚いたかの様な熱気に満ち溢れていた。 ほぼ満席に近い状態の客席。 今は空席の箇所も数分後には喫煙所で一服している者やトイレに並んでいる者、仕事を終えて駆け付けるビジネスマン達で完全に埋まる事だろう。また2階席最後方の通路は既に多くの立ち見客が犇めいている。 独特な喧騒の中、そ…
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆255

「ねぇ麻理ちゃんお願いだから機嫌直してよぉ!」 「知らないっ!!」 プン!と膨れて足早に歩いてゆく麻理子。 「ねぇ麻理ちゃんてばぁ!」 「ふーーーーーんだっ!!」 エラい御立腹な様子。 「ちょ、ちょっと麻理ちゃん、そっち入口じゃ無いよ!」 2階席入口階段と物販テントの間を通って武道館裏手の方へと…
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆254

剛健達のグループを追い払い平穏な空気を取り戻した所で里香と明夫、千晶と永悟がやってきた。 里香も今回がチャイナ・デビュー。明夫がプレゼントしてくれた濃紺で眞由美達と比べたら大人しい柄のドレスをどうにか着こなしている。 一方、千晶はいつも通りのミニスカ&ニーハイにブーツ。上はスカルと薔薇がデザインされたボートネックのロンTにラ…
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆253

予想外の再会を懐かしんだ後、外に出ると賢治、加奈子夫妻が既に他の仲間達との待ち合わせ場所であるレストハウス前に着ていた。 「やっぱ売切れてたよ」 「もっと早くに来なくちゃ駄目ねぇ」 ちょっとガッカリと肩を落としている賢治と加奈子。 そこに先程まで喫茶武道にて他の顔見知りとお茶をしていた真純が合流。 「わぁ!…
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆252

開場予定時間の午後6時近く。 殆ど真っ暗な目白通りを歩いていると大きなYAZAWAの袋を持った幾つかのグループとすれ違う。 武道館の物販で買い物を済ませた地方参戦組であろう。 グランド・パレスに限らず九段下周辺のホテルは多くの遠征組が宿泊しているに違いない。 全国のYAZAWAファンにとっても武道館は、やはり特別…
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆251

「遥子ちゃんは何時位に来るって?」 「会社の人と一緒に来るって言ってたから6時半位になるかもって」 遥子が帰ってきた。 一時帰国ではあるがマレーシアでの仕事が軌道に乗って、やっと長い休みを貰う事が出来、武道館最終日に合わせてきたのであった。 前日の日曜日に成田に到着し、そのまま調布の実家に帰省。 本日、事業…
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆250

最終章:女達のトラベリン・バス 2009年12月21日 9:06AM 「お~い!麻理ちゃん、まだぁ~!?」 自宅の1階、階段前から2階の自室に居る麻理子に裕司が呼び掛ける。 9時には家を出る予定だったのに過ぎても下に降りてこようとしない。 「あ~ん待ってぇ!もう少しぃ!」 「はぁ・・・・」 …
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